FAQ

商品に関するFAQ(商品知識)

傘/日傘

ご使用方法について

■傘を開くとき

必ずウォーミングアップを行ってください。

骨が絡まった状態で、人の力が加わりますと、破損や変形が発生する恐れがございます。
一度で折れたりしない場合でもヒビなど目に見えない損傷が起こっている場合がありますため、
よく骨をほぐしてから開くようにしてください。
特にサイズの大きい折りたたみ傘はその傾向が強くなりますので、ご注意頂ければ幸いです。

  • 長傘の場合
    2〜3度軽く振って生地と骨をよくほぐしてから開いてください。
  • 折りたたみ傘の場合
    中棒(シャフト)を完全に引き出してから、2〜3度軽く振って生地と骨をよくほぐしてから、
    おちょこにならないように気をつけて開いてください。
  • Birdcageの場合
    傘の内側のスライド部分を上下するだけで、簡単に傘を開閉できます。
    開く時は、ボタンを押し上げ、先端まで押し上げたらボタンから手を離して、
    カチッと音がなるまで押し上げてください。閉じる時は、ボタンを押して下さい。

<安全ロクロについて>
指はさみを防止するため、傘を広げるときに押し上げる部分に安全ロクロ(safety runner) が付いています。(ロクロ=開くときにスライドさせる箇所)
開く際にはこのボタンを“押さず”に閉じるときにはボタンを“押します”。
安全ロクロ機能は、傘を閉じる際にのみ機能するため、開く時にこのボタンを押して開くと、 傘を広げた際に上部でしっかりと止まらず、傘が閉じてしまいます。
傘を開く際は、ロクロをまっすぐにスライドさせてください。左右に捻じってしまいますとハジキがはまらず傘を開いた状態で固定することができません。

ロクロについて

■ご使用中に

  • 製品には構造上、骨同士が狭くなっている部分や、尖っている部分があります。怪我をする恐れがありますので、注意してご使用ください。
  • ステッキとして使用するなど、傘本来の目的以外では使用しないでください。傘全体、特に中棒に大きな負担がかかります。
  • 手元や骨などが壊れたまま使用しないでください。骨が折れたり、手元が破損した状態で使用し続けると、他の部分にも負担がかかり、さらに傘の状態が悪くなります。
  • 振り回したり、投げたりしないでください。ロクロや手元に大きな負担がかかります。
  • 強風時は破損する恐れがありますので、注意してご使用ください。
  • 製品は、自転車・ベビーカーなどと固定する器具に取り付けて使用する構造になっておりません。視野の妨げ、自己・破損の原因となる恐れがありますので、絶対に取り付けないでください。
  • ハンドクリームや日焼け止めクリームなどが、生地・手元などの色落ちの原因になる場合があります。
  • お子様には、保護者からご注意ください。

■雨の払い方

  • ロクロを持ち、軽く2〜3回開閉してください。
  • 左右に回転するように振るのは骨に負担がかかり、故障の原因になります。
  • 長傘、折りたたみ傘共通の雨の払い方です。
  • 傘全体を振って水を切ったり、傘を閉じてクルクル回すのも不具合に繋がりますためおやめください。
雨の払い方について

■ご使用後に

  • ご使用後の水切りの際、傘を強く回転させると、ハンドルやロクロ部分に強い力が加わり、故障の原因となります。
  • ご使用後は、製品を陰干しして乾いてからおしまいください。
    濡れたまま保管しますと錆びの発生や色移りの原因となる場合があります。
  • 直射日光を当てると、色あせ、繊維や表面加工をいためる原因となります。
  • 必ず陰干しで乾燥させたのち、湿気の多い場所や直射日光の当たる場所は避け、
    風通しの良い場所で保管してください。
    FULTONのBirdcageシリーズは特殊なフォルムのため吊るして干してください。
    床置きすると骨に負荷がかかります。
  • 傘立てにしまう際は必ずネームバンドを閉じてください。
    傘が半開きの状態では、他の傘と絡んで骨が折れたり生地が傷んだりする原因となります。
  • お子様には、保護者からご注意ください。
  • 化学繊維は高温で状態が変化する特性がございます。真夏の車中など高温多湿での保管はお控えください。

■長傘のたたみ方

  • 露先を持ち、生地をつまんで一枚一枚軸に巻き、最後に胴ネームで止めてください。
  • 骨曲がりや、手の汚れ・ハンドクリームなどは撥水コーディングの劣化の原因となりますので、傘の先端から絞るように巻き込むのはお避け下さい。
  • 持ち歩きの際は、ネームバンドをご使用されることをお勧めします。
長傘のたたみ方について

■折りたたみ傘のたたみ方

  • 傘をポキポキ折ります。
    片手で逆さに持ち、傘の骨を束ねている部分(中棒とロクロ)を一緒につかみます。
    もう片方の手で骨の関節の手前をつかみ、1本ずつ優しく折ります。このとき中棒は長いままです。
  • ロクロを上下する。
    すべての骨を折り終わったら、傘を開閉する要領で2〜3回、ロクロを上下してください。
  • 折りシワを整える。
    本をめくるような感覚で、傘生地の折り目に沿って、整えます。
  • 中棒を縮ませる。
    ダボ(関節部分)を集め、ハンドルをトントンと軽く叩いて、中棒スライドを短くします。2~3回に分けて短くするイメージです。
  • 生地を巻く。
    生地を折り目に沿って整えながら、ネームバンドで留めて下さい。
折りたたみ傘のたたみ方について