FAQ

商品に関するFAQ(商品知識)

ネックアイテム

毛皮の種類と素材

MINK(ミンク)

ミンク

高級毛皮の代名詞ともなっているミンクは食肉目イタチ科の水陸両生動物で、後ろ足に小さな水かきをもっています。北米や北欧の寒冷地帯に生息していた野生のミンクから今では遺伝の法則を応用した研究が進み40種類以上のミンクがランチ(養殖)ミンクとして供給されています。


FOX(フォックス)

フォックス

フォックスは食肉目イヌ科の動物です。野生種は大きく分けて北半球に広く分布する赤狐、北極地方に棲息する北極狐、北アメリカ中央アメリカに住む灰色狐の三種類。1920年にカナダで突然変異によって生まれたシルバーフォックス以来、今では多くの天然色彩のものが生まれています。


SABLE(セーブル)

セーブル

柔らかく厚い長毛。色は青味のある濃い茶色で色が濃いほど高価です。荒毛は光沢があり絹のようでロシア産とアメリカ産があります。日本では北海道に同種類のエゾテンがいますが現在は保護動物に指定され捕獲禁止になっています。


CHINCHILLA(チンチラ)

チンチラ

南米アンデス山脈の最高地点に包まれているペルー、ボリビアに生育するのみでした。毛質は短毛で柔らかく絹のようで厚く、色はスレートブルーが最上質です。現在では米国やヨーロッパ各国に養殖場が出来ています。


RABBIT(ラビット)

ラビット

ラビットは価格も安く非常にポピュラーな毛皮で色は黒、灰、白、褐色系、ブチといろいとですが、染めて他の毛皮に似せて使われることも多くあります。刺毛は長く折れやすいため抜いたり、密生した綿毛は刈毛して耐久性をもたせるとともに、プリント染めされることもあります。


REX(レッキス)

レッキス

ラビットの突然変異で作られた新種で、もともとは食肉用として養殖されています。ラビットが草食動物に対してレッキスは雑食動物で、ラビットに比べるとその毛には光沢がありシルキーです。毛皮製品にしたとき切れ毛も少なく綿毛と刺毛の高さが同じ事もレッキスの特徴です。


RACOON(ラクーン)

ラクーン

アライグマのこと。北米産の毛皮の中ではもっとも一般的な動物です。夜行性で水の中でえさを取って食べます。全体に毛足が長くソフトで、毛質が狸に似ていて、色はグレー・茶・黒のリング状の模様のある尾が特徴です。中国や、フィンランドでチャイニーズラクーン・フィンラクーンと呼ばれているものは、狸のことです。


WEASEL(ヴィゼル)

ヴィゼル

産地は主に中国。イエロー・ウィゼルとも呼ばれている野生のイタチ。毛はふかふかと厚く、刺毛、綿毛とも養殖ミンクより短めです。色はオレンジ色から薄茶色。毛足は北方産ほど長く、南へ行くほど短くなります。自然食のほか、茶色や茶褐色に染められて使われています。